白木峰の池塘と浮島の池+ニッコウキスゲ
6月23日(日)は富山県と岐阜県の県境の山「白木峰(1596m)」へ。1500mくらいの山ですが山頂付近は池塘が点在する高層湿原や草原になっていて7月ころにはニッコウキスゲの大群落になるそうです。山頂付近では高山植物の花がいっぱい。ニッコウキスゲも所々でもう咲き始めていました。
山頂から木道の整備された登山道を30分くらい歩くと浮島のある池にでます。
浮島にはワタスゲがいっぱいですが、昨日の雨で濡れて綿毛はくしゃっとしています。モリアオガエルの卵があちこちにあります。
朝のうちは曇っていましたが、だんだん青空が見えてきました。浮島の池から木道を歩いて帰ります。ニッコウキスゲはまだ咲き始めですが、コバイケイソウはたくさん咲いています。
登山道の木道のすぐ横にも咲き始めたニッコウキスゲがありました。
山頂から浮島の池の途中にも小さな池や池塘が点在しています。
池のまわりに咲いていたイワカガミと白い小さなつりがね状の花はアカモノです。コケモモみたいな形ですが、萼と花柄のはっきりした赤い色が目立ちます。その他にもイワイチョウ、ミツバオウレン、ゴゼンタチバナ、チングルマ等の高山植物がいっぱいです。
ツツジ科のウラジロヨウラクもあちこちにたくさん咲いています。
ガマズミやナナカマドの白い花がちょうど咲いていました。オオカメノキ(ムシカリ)は花は終わって実がふくらみかけ。林道の途中はピンク色のタニウツギがいっぱい咲いていました。
登山口の駐車場にはきれいなトイレもありますが、駐車スペースは10台ほど。手前は10km以上すれ違いも困難なような細い林道が続いていて、ニッコウキスゲのハイシーズンにはちょっと駐車は難しそうです。
山麓の21世紀の森、杉ヶ平キャンプ場にはササユリがたくさん咲いていました。西宮の甲山湿原では柵で囲った保護区域に数本だけ、滋賀県の山門水源の森ではシカに食べられてしまわないように1本づつ金網で囲ってあったのに、バンガローのまわりにもいっぱいです。このあたりはニホンカモシカはいますが、ニホンシカはほとんどいないそうです。
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